キャリアガイド 僧侶をめざす

「職業・僧侶」へ、万全の支援体制

僧侶と聞いて、何を想像するでしょうか。世俗から隔絶された修業の世界でしょうか。しかし「お坊さん」もひとつの職業であり、世の中と常に関わり合いながら、そこで必要とされるやりがいのあるお仕事なのです。

いま、世の中は大量生産・大量消費の時代が終わり、成熟社会と呼ばれるようになりました。それは、物的満足よりも、精神的満足を求める社会。人々は「モノ」では幸せになれないことに気付き始めたのです。そんな、迷い、苦しみ、こころの充足が得られない現代人にそっと寄り添い、「相談役」となることこそ、本来の僧侶としての存在意義であり、職務です。

本学では学内に道場を設け、僧侶になるための学び、修行、資格取得までを制度として整備。高野山専修学院とも提携し、大学在籍中の僧籍取得も可能になりました。ご自坊を継ぐ人も、初めて仏教に触れる人も、老若男女も関係なく、しっかり「職業としての僧侶」への道をサポートしています。

僧侶資格と修行(実習)

僧侶資格を取得するためには、大学のカリキュラムとは別に、定められた修行(実修)に参加することが必要とな ります。修行は「得度(とくど)」→「授戒(じゅかい)」→「加行(けぎょう)」→「伝法灌頂(でんぽうかんじょう)」の順でおこなわれ、およそ1年で取得できます。特に「加行」は実修しなければならない重要な修行です。

得度(とくど)

仏門に入るための出家の儀式です。
師僧(=しそう。師匠となる僧侶。高野山真言宗の住職 または名誉住職。)を探し弟子となることから始まります。
得度式は、師僧の許可があれば、 師僧の寺院やご縁のある寺院などでも行うことができます。

授戒(じゅかい)

僧侶として守るべき戒律を授かり、守ることを誓う儀式です。
授戒は本学主催のものと、総本 山金剛峯寺主催のものなどがあります。

四度加行(しどけぎょう)

約100日間に渡る修行で、高野山真言宗の僧侶となるためには必ず行わなければならない修行です。
本学では、在学中に春夏の長期休業中、2期に分けてそれぞれ50日間実修することができます。

伝法灌頂(でんぽかんじょう)

上記3つの行位を成満(じょうまん)した真言行者が、真言密教の法を授かる最高の儀式で、この伝法灌頂を 受け、「阿闍梨位(あじゃりい)」をえることができます。これを成満してはじめて、真言宗の僧侶としての僧階を取得することができます。

僧侶育成カリキュラムマップ
  • 高野山専修学院
  • 専修学院尼僧部
  • 大学加行道場
僧侶 就職実績(2011-2014)
  • 総本山金剛峯寺
  • 高野山内寺院多数
  • その他地方寺院・自坊多数
取得を目指せる資格
大学
  • 高野山金剛峯寺・高野山大学書道師範資格
  • 僧侶資格 権大僧都
大学院
  • 僧侶資格 大僧都
別科
  • 僧侶資格 中僧都
僧階について

得度、度牒、授戒、加行、伝法潅頂を終えた者で、以下の高野山真言宗僧階補任規定の条件を満たせば、該当する僧階が与えられます。

大僧都
高野山大学大学院(修士課程)修了者(但し教学実習4科目以上履修しなければならない)
権大僧都
高野山大学文学部卒業者で教学実習を4科目以上修得した者。
中僧都
高野山大学文学部3年修了者で教学実習を3科目以上修得した者、及び別科修了者。
権中僧都
高野山大学文学部2年修了者で教学実習を2科目以上修得した者。
少僧都
高野山大学文学部或いは別科1年修了者で教学実習を1科目以上修得した者。

※教学実習:布教、常用経典、方式、声明

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公益財団法人 大学基準協会

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