田村眞悠さんのメイン画像。実家の寺院をもっと活性化したい。寺生として、大学生として、お勤めと価値ある学びの毎日。

実家がいわゆる信者寺(※)のため、引き継いで維持させていくためにも、
もっとお寺を活性化させたいとの決意を抱いて高野山大学へ。
現在は弟とともに、寺生(てらせい)として寺院で寄宿生活を送りながら大学へ通う。

(※)信者寺…厄除けや安産祈願などのご祈祷で、定期的に参拝される信者さんを主な対象とするお寺

メッセージ

夢、学び、絆―すべてがここに凝縮された、家族のような大学です。

実家の寺院をもっと活性化させたいという夢を抱き、高1の時にはすでに高野山大学に入ることを決心していた私。
ここの魅力は、宗教的な学びもさることながら、とにかく学生同士、先生・職員の方との距離が近くフレンドリーなこと! 先輩・後輩の壁もありません。大規模な大学と違って、キャンパスが分散せず一つの建物にまとまっているのもいいですね。まるでみんなが、「大学」という家に集った家族のようですよ。

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高野山大学での学生生活について聞きました!!

寺生として、お勤めから始まる一日

私は、高野山内の寺院で暮らしながら大学へ通う「寺生(てらせい)」。
だから、生活リズムは他の学生とちょっと違うんです。
昼間は大学に通い、朝・夕はお寺でお勤めの毎日です。

お勤めは朝も早く、冬場は雪かきなどもあって大変ですが、自分の時間もちゃんと持てているのでとても充実しています! ちなみに、弟も一緒に寺生をやっているんですよ。

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本気の夢があるから、それが叶う環境があるから、頑張れる

僧侶となり自坊(実家)を活性化させるという夢がある私にとって、ここでの学びは、すべてが自分の将来につながること。お寺と学校との往復、朝が早い生活もあって、時には講義中に眠気が襲うことも。
寺生だって人間ですから、眠いときは眠い(笑)。でも、必要だと思えるからこそ、本気で学べるし、頑張れるんです。

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遊ぶときは思い切り遊ぶ。それは、普通の大学生と同じ

夕方のお勤めは、宿坊に来られたお客様をおもてなし。
外国人の方も多いですので、日本文化・仏教文化の良さが伝わるように心を込めて。それが終わるといよいよ自分の時間!

勉強もしますが、和歌山市内の岩出近辺に出かけるか、友達の家に遊びに行くことも多いですね。カラオケに行ったり、ダーツをしたり、遊ぶときは普通の学生と変わりませんよ!

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ある一日のスケジュール

5:50

起床

仏飯のお供えや、宿坊のお膳出し、掃除などのお勤めを行います。
9:00

登校

高野山の自然と触れあいながら。自分だけの世界に入ることができる大好きなひとときです。
9:00

講義

自坊(実家)を活性化させるため、本気で学ぶ毎日。 集中あるのみ!
12:30

お昼休憩

講義終了のチャイムが鳴ると同時にいったんお寺へ戻り、そこで昼食をいただきます。
13:20

午後の講義

再び大学に戻って講義。ついウトウトしそうになることもありますが、気合いを入れ直して!
16:30

下校

お寺に戻って、再び宿坊のお手伝いです。
17:00

お膳出し・給仕

宿坊に来られたお客様の夕食の準備、布団敷きと大忙しです。
20:30

自由時間

待望の自由時間!大学だけでなく、僧侶としての勉強もします。もちろん、遊びに行くことだってありますよ!
1:00

就寝

しっかり遊んだ後は、しっかり休んで。また明日のお勤めも早いですし、頑張らねば!

ここが大好き!! 高野山大学

「高野の昼寝」という言葉があります。これは、僧侶の読経や談義が自然と耳に飛び込んでくることから、「高野山で昼寝しているだけで功徳が積める」という意味。
あっ、もちろん、ちゃんと自発的に学びもしていますけどね!

  • 文学部密教学科3年 岩崎 円
  • 文学部密教学科1年 長葭 勇生
  • 先輩の一日
  • 文学部密教学科2年 松本 鮎
  • 文学部密教学科4年 田村 眞悠

先輩たちに聞いた高野山大学の魅力や一日の流れを紹介!



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公益財団法人 大学基準協会

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