お知らせ

お知らせ 2026.04.01

公益財団法人大学基準協会による大学評価(認証評価)結果と、本学の変革に向けた決意について

在学生、保護者の皆様をはじめ、卒業生、地域社会ならびに関係者の皆様におかれましては、
平素より高野山大学の教育・研究活動に多大なるご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

さて、本学は公益財団法人大学基準協会による大学評価(認証評価)を受審いたしました結果、
同協会の定める大学基準に「適合しているとは認められない(不適合)」との判定を受けました。

本学で学ぶ学生の皆様、そして日頃より本学を支えてくださる皆様に多大なるご心配をおかけすることとなりましたことを、
学長として極めて重く受け止め、深くお詫び申し上げます。
内部質保証の仕組みや、それを実質化する組織的取り組みが不十分であるというご指摘を、私たちは真摯に猛省しております。

 

しかしながら、本学はこのたびの厳しい評価を、単なる「危機」として終わらせるつもりは毛頭ございません。
むしろ、長年の組織的な課題を根本から断ち切り、高野山大学が新時代にふさわしい魅力ある教育研究機関へと飛躍するための「最大のチャンス(転機)」であると確信しております。

 

外部からの厳しい目が入った今こそ、既存の枠組みや慣例にとらわれない抜本的な改革を断行する絶好の機会です。
私たちはこの「ピンチ」を強力な推進力へと転換し、現在、全学を挙げて以下の改革を不退転の決意で推し推めております。

 

 

1. 「形骸化」からの脱却:内部質保証システムの抜本的構築
単なる制度作りにとどまらず、教育研究の質を継続的に向上させる全学的なPDCAサイクルを、本学の新たな「文化」として根付かせます。

 

2. 「新たな活力」の創出:教職員の評価体制・組織運営の刷新
教職員一人ひとりが自律的に大学改革に参画できるよう、透明性が高く、挑戦を後押しする新たな評価体制を導入し、強靭な組織へと生まれ変わります。

 

3. 「実行力」を伴う未来戦略:各部署の事業計画の再構築
計画を立てて満足するのではなく、実行と検証を厳格に行い、本学の理念を確実に体現する実効性のある事業を展開してまいります。

 

 

なお、最も大切な学生の皆様にお伝えいたします。
今回の評価は大学の「運営・管理体制」に対するものであり、皆様の卒業や取得できる学位の価値、
現在の教育環境に悪影響を及ぼすものでは一切ございません。
どうか安心して日々の学業や研究に打ち込んでください。

 

高野山大学は、この試練をバネにして必ずや力強く再生いたします。
「不適合を機に、高野山大学は見違えるように良くなった」と皆様に評価していただけるよう、
私を先頭に教職員が一丸となって、前例のないスピードで改革に邁進する所存です。

関係者の皆様におかれましては、新しい高野山大学を創り上げるこの挑戦の歩みに、
今後とも厳しくも温かいご指導とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 

令和8年4月1日
高野山大学
学長 松長 潤慶

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