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その他 2021.06.28

千住博先生寄贈絵画の除幕式が行われました

 

【千住博先生より寄贈いただいた絵画の除幕式が行われました】

 

 日本画家の千住博先生より寄贈いただいた絵画の除幕式が6月26日(土)、高野山キャンパス本館の玄関ホールにて執り行われました。

 千住先生はヴェネチア・ビエンナーレで東洋人初の名誉賞(1995)の他、外務大臣表彰(2016)イサム・ノグチ賞(2017)など数多く受賞。

国内外での個展の他、オペラの舞台芸術やJR博多駅のアートディレクションを担当されるなど多岐にわたり活躍され、2020年には金剛峯寺に襖絵を奉納されました。

 式には添田学長、山口事務局長とともに千住先生と奥様にもご参加いただき、ともに幕を外しました。
寄贈いただいた絵画「ウォーターフォール」は、高野山大学でこれから学んでいく学生のみずみずしく、若々しい姿と高野山の緑と水をイメージし、

 天然の素材から作られた群青と緑青を使い、色鮮やかに滝が描かれています。
 千住先生は今回の作品について「(絵に)色を使いたくて、また若々しさとみずみずしさが学生に見てもらう作品としてふさわしいと思い、襖絵とは全く違うものを作ろうと思いました。共通しているのはどちらに描いた滝にも、その奥にお大師様(弘法大師)がいるイメージで描き、襖絵の兄弟、親子のような作品になりました。長く作品がこのままの形でみなさんの目に触れることを考えて作りました。末永く大切にしていただければと思います」と話されました。

 寄贈された作品はキャンパス内の美的環境整備および学生・教職員の芸術への意識向上に役立てるため今後も玄関ホールに展示されます。

 

 

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