イベント情報
世界遺産・高野山で、外国人の観光支援として国際ガイドを実施しています!
高野山国際ガイド体験
「高野山国際ガイド体験」は、教育学科で学ぶ科目として2021年から設置しています。
高野山大学は、世界遺産に登録されている環境の中にあり、多くの外国人が観光目的で来られますから、この立地条件を生かし、英語によるガイド体験をすることで、英会話力やコミュニケーション力の向上と国際理解力を身に付けることができると考えています。
これまで奥の院、大伽藍、金剛峯寺を中心にして、史跡や建物、時には精進料理を英語で紹介してきました。学生たちは事前に講義などで建造物や仏像について学習するだけでなく、三錮の松、登天の松、蛇腹道、中門にまつわる逸話を調べ、観光パンフレットには記載されていない史実を学びます。そしてそれらを外国人観光客が理解しやすいように紙芝居も作成し、ガイド体に活用しています。
この取り組みは、高野山高校や高野山中学校とも一丸となって進めていて、地域にも貢献できる人材育成につながると考えています。
なお、今年は宗祖弘法大師御生誕1250年記念法会が5月14日から7月9日まで壇上伽藍で行われるため、高野山真言宗総本山金剛峯寺国際局が実施する英語ガイドに、教育学科の学生も参加しています。